2013年度の全体工事費4億4957万2千
経済波及効果11.56倍
2013年度の既存住宅改修環境整備事業(=住宅リフォーム助成事業)は、交付決定件数が399件、交付決定額が6603万7千円、全体工事費が4億4952万7千円、二次波及効果も合わせると経済効果が11.56倍になりました。
かごしまコープ生協憲法学習会
戦争する国にしないために憲法を守ろう
小栗実鹿児島大学教授
14日、かごしまコープ生協は、毎年おこなっている憲法学習会を、同生協川内店で行いました。今年は、鹿児島県9条の会から小栗実鹿児島大学教授を呼びました。小栗氏は憲法を変えて戦争をする国に変えようとしている安倍政権をきびしく批判しました。
小栗氏は、昨年の憲法に関わる出来事を列記し、憲法改悪を進めようとする動きと憲法を守ろうとする国民の運動を解説しました。
とくに小栗氏は、安倍政権が憲法96条を改定して、憲法を変えやすくしようとしたが成功しなかった。そこで安倍政権は憲法の解釈を変えてアメリカの要請に応じて外国に自衛隊を即出動できるように狙っている。その障害となったのが内閣法制局だったが、長官を交代させることによって無理やり憲法解釈を変えようとしている。
自衛隊により攻撃的な能力を与えようという動きが活発になり、気道戦車隊の南西諸島などへの配備や3000人規模の水陸機動団の新設をおこなおうとしていると述べました。
また秘密保護法について、民主国家にあって国民に知らされない秘密があるのはおかしい。秘密保護法は日本を国民監視国家に変えようというものだと批判しました。
また安倍首相の靖国参拝について、靖国神社は戦前の陸軍省、海軍省の神社で国民を戦争に動員する役割を果たした特殊な神社であり、憲法の政教分離の原則に反するのはもちろんだが、日本を戦争へと導こうとする危険な動きであり、安倍政権は、日本国民だけでなく世界から孤立していると指摘しました。
小栗氏は、参加者からの「憲法9条を守りたいがどうしたらいいか」「原発は国民の生命を脅かしている。原発再稼働は憲法違反とはならないか」などの質問に丁寧に答えていました。
憲法学習会には、日本共産党の井上勝博市議も参加しました。