写真は、薩摩川内市の沢牟田地区の山の中のソーラー施設。いずれも中規模くらいの設備が虫食い状態で建設されている。建設会社はわからない。トラックなどはレンタカーで、設備を誰がつくっているかの看板もない。地元の人は不安がっている。
大型の風力発電が環境アセスメントで規制があるのに対して、太陽光設備は一般の開発行為といっしょで規制が甘い。そこで地方自治体で条例やガイドラインをつくって規制しているところが増えているが、薩摩川内市はガイドラインさえない。これからも乱開発が心配されます。原発にかわって再生可能エネルギーを普及しなければなりません。しかし、自然環境を壊したらもともこうもありません。再生可能エネルギーの普及のためにも適切な規制が必要です。
(岡田晃昭さんのご協力でドローンでソーラー設備のようすを動画で撮影し、スクリーンショットの写真を張り合わせたもの。ドローンは法律で150m以上は飛べないので、広範囲にわたる地域の空撮は苦労しました。)